Monthly Archives: 3月 2015
採用後の重要ポイントです。
しっかり意思確認をしておく必要があります。
「転勤はNG」「毎日定時に帰りたい」「この職種しかやりたくない」などと後から言われては大変困ります。
また、採用後に「言った言わない」になっても困りますので、面接時に必ずメモをしておきます。
もちろん相手にもメモを取っていることが分かるようにしておきます。
トラブルになる原因の回避は面接時から始まっているのです。
履歴書に「マネージャー経験あり。部下●名」などと記載しているケースがあります。
このような場合、自分を良く見せるために誇張して記載している場合があります。
具体的に細かく突っ込んだ質問をして下さい。
過去の職場での業務内容やどんな成果を出したのか?
『印象に残った部下の名前は?』
『部下の教育はどうやって行ったのか?』
『どんな失敗をし、どのようにリカバリーしたのか?具体的に教えて下さい』
などを、より深く、詳細に何回も聞くようにして下さい。
中途半端な経験者は、詳細な事やその業務でのミッションなど答えることが出来ず、しどろもどろになる可能性があります。
人間は自分の経験していないことを堂々とそれらしく話すことができる人はそう多くないです。
その受け答え方で、真実かどうかがある程度わかります。
面接に来る人は非常に緊張しています。
ある程度、段取りをしてきているはずです。
面接の冒頭に、いきなり「自己紹介を2分間程度してください」と振ってみて下さい。
これはある程度予測していると思われますので、履歴書の内容に沿って本人が堂々と語ればある程度はOKと言えます。
ここで注意は、2分と言っているのにだらだらと起承転結の無い展開の話をする人や、自分に自信なさげなPRをする人はあまりお勧めできません。
ずばっと、『私の強みは〇〇です。過去に〇〇なエピソードをご紹介します。
××出身で特技は▲▲です。』
的に言える人は見込みがあります。
要するに、相手(採用企業)に自分のことを「述べる」のではなく、積極的にすべてをさらけ出し、「採用して欲しい」という本人の意欲を伝えているかどうかを見抜いてください。
自己紹介の意味をはき違えている人が多い個となんの!!
中途採用者は履歴書上、数回転職している場合が多いです。
この転職が採用側からするとちょっとやっかいです。
聞きづらいという性質があります。
しかし、そんなことは気にしていられません。
ずばり、過去の職場の転職理由を聞き、「何故」そうしたのか、論理的に納得のいく回答があるかどうかを見て下さい。
履歴書上は退職理由を「一身上の都合」と記載している場合がほとんどです。
本人の退職理由の説明が「他責」の理由ばかり並べる人は要注意です。
自分に非は無いと思っているからです。
このタイプはどこの会社に転職しても、自分で努力してステップアップして行こうという気が無い人だと推測されます。
「鏡の法則」にあるように、自分に降りかかってくる事象はすべて自分が蒔いた種なんですね。
繰り返しますが、退職理由を『自分に非があり会社を退職した!』と言わない人は、御社に入社してもすぐ転職することでしょう。
人は皆、自分に自信が持てない。
だから、自分の「強み」を説明してもらう。
その強みが抽象的に表現された場合、どんどん、突っ込んで『もう少し具体的にお話下さい』と。
強みを話すその人の表情や言葉の勢い、身振り手振り等もチェックして下さい。
自信のない人は、口元に手をやったり、汗が出てきたり、声が小さくなったり、下向き加減になります。
自分の「強み」を、世の一般サラリーマンとどこが違うかを比較検討し、自分の強みはここになるという結論を話してから、それを立証する具体的事例などを話せれば、良い人材と言えます。
強みの無い人なんか採用したくないですよね。
その強みを活かして、自社内で「どう活躍するか!」が面接で聞きたいところですよね。
そして面接で聞き出し尽くせない部分を補う意味でも適性検査cubicをご活用下さい!
前職の悪口ではないですが、良くないと思う点を聞き出しましょう。
そこで「どのような表現をするのか」を見極めます。
だらだらと悪口レベルの話をするのか、こういう点が良くないと思っていたが、自分の力不足で改善するに至らず。。というような謙虚な発言をするのか。
すべて会社のせい、自分は悪くない。
これでは今後も何かあるたびに会社のせい、人のせいにするような考え方の人です。
当然、面接での会話だけで本質を見抜くことは難しいです。
ぜひ適性検査cubicも採用判定の1つの材料として活用してください。
前職をいかなる理由で辞めていても、その職場での良かった点を聞きます。
当然、嫌な点・悪い点があったから退職しているのだと思いますが、良い点をあげられないようではNGです。
ネガティブ思考だと思われます。
良かった点を細かく聞きだし、なるほどそれは弊社でも取り入れたいものだね。などと相槌を入れつつ、前向きな意見をたくさん出させましょう。
良かった点を発見できないようでは問題があります。
もちろん、この後は悪かった点も聞きだします。明日に続く。
やはり採用活動は神経をつかいますよね。
湯水のようにお金があれば、適当に採用するのでしょうが、そうでない企業にとっては、水際で変な社員を雇用しないように、人柄や潜在能力を引き出す質問がとても大事です。
私が特に心がけている質問を以下披露します。
(1)あなたが自己犠牲の精神を発揮したシーンを具体的にお話下さい。
(2)あなたが人から『ありがとう!』と言われた出来事を3つお話下さい。
(3)あなたの一番興味のある経済問題は何ですか?
(4)次の文章を200文字で要約して下さい。※1000文字程度の新聞記事等を提示する
(5)マクドナルドの全世界の売上高を推測して下さい。
※白紙の紙を1枚渡す
これくらいの質問と試験が出来れば、ほぼその人の人柄や潜在能力がわかります。
雇用する会社の業種・業態にもよりますが、まず、(1)(2)の質問が具体的か?をチェックしてみて下さい。
具体的でない場合はうそを言っている可能性があります。
その時の表情を観察すると、結構目がきょろきょろしていたりします。この時点でNGです。
(3)で最近の時事問題が出てこなければNGです。
新聞や雑誌等でインプットが全く出来ていないので、努力家ではないと推測できます。
採用してもこの手の人は勉強しない可能性が高いです。
(4)は論理力というか最もビジネスマンに大事な地頭力です。
要約は究極の試験だと思います。
文章を読んで分析し、短文へ論理的に展開するスキルはどの会社も欲しいところ。
この試験、結構短時間で出来るので結果が出やすい。
(5)も論理展開力というか、諦めない力を見ます。誰もマックの世界の売り上げなんてわかりません。
しかし、論法を使っておおよその売り上げをあきらめずに推論する力を試します。
また、仮説と検証力も試しています。
持続力や忍耐力の無い人は、すぐ放り出します。いかがですか?
レベルの高い質の良い社員を雇用したいなら、これくらいの努力は必要だと思います。
あ!そうそう。最も客観的にその人の特性を把握するには適性検査cubic(キュービック)が安上がりで精度の高い診断をやってくれます。
活用して下さい。
面接時は最終、会社のことを100%知ってもらう場である。
業務内容を単に説明するだけでなく、「厳しい事」「難しい事」「大変な事」を一つずつ伝え、それぞれに「どう思うか」を聞くことが肝要です。
そして相手が真剣なら、更に質問をしてくるように仕向けていく。
会社の労働環境や勤務環境などきちんと話をしておかないと、後々面倒なことになります。
今の若い社員は、厳しい事や辛いことは避けて通りたいという欲求が強いと言われています。
そうは言っても、中にはモチベーションが高い人はいます。
だから、厳しいことをガンガン相手に伝えて、それでひるむのなら、それまでのご縁ということになります。
会社は、経営理念とビジョンだけで運営できると私は思っています。
その理念とビジョンだけで面接で経営者はぶつかって下さい。
そして現実は遅くまで仕事をしなければならないとか、休日出勤もあるとか、きちんと説明できればベターです。(法規違反なことは言えないですが・・)
そんな厳しい話を伝えて、どんどん前のめりになった人を採用出来れば会社は成長して行くことが出来ると思います。
信頼という絆を得る場なので、妥協せず、理念とビジョンについてきてくれる人を採用して行きましょう!
適性検査cubic(キュービック)で診断することもお忘れなく!!
「志望動機」最大の注目点です。
注視する点は「自社への志望動機に沿っているかどうか」です。
しっかりと事前に自社を徹底的に調べ上げ、なるほど、うちのホームページや資料を隅から隅まで勉強しているなぁと感心させられるような内容であるかどうかです。
「御社のホームページを見て、ぜひここで働きたいと思いました」
「御社の待遇面に惹かれ志望いたしました」
「ぜひこちらで勉強したいと思いました」
「御社のお役にたてると思い志望しました」
どれもこれも「どんな企業」への履歴書にもコピペ出来るような内容です。これではアウトです。
自社の企業理念、経営者の言葉、業務内容の詳細など、下調べが無いと書けないような内容であることが重要です。
「やる気」だけに惑わされないよう注意してください。
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