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 心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針(平成11年9月14日付け基発

第544号)は、平成21年4月6日付け基発第0406001号により、主として同指針の別表1

「職場における心理的負荷評価表」(以下「評価表」といいます。)が改正されました。

その概要は、次のとおりです。

評価表の「具体的出来事」として「達成困難なノルマが課された」、「ひどい嫌がらせ、

いじめ、又は暴行を受けた」など12項目が追加され、また、既存項目のうちの7項目が

修正されました。

具体的出来事の追加に伴い、それぞれの「(1)平均的な心理的負荷の強度」と

「(2)心理的負荷の強度を修正する視点(修正する際の着眼事項)」が示されました。

「(3) (1)の出来事に伴う変化等を検討する視点」が「(3) (1)の出来事後の状況が

持続する程度を検討する視点(「総合評価」を行う際の視点)」に改められ、改正前には

なかった「持続する状況を検討する際の着眼事項例」が新たに具体的に示されました。

同指針の別表2「職場以外の心理的負荷評価表」に「親が重い病気やケガをした」

(平均的な心理的負荷の強度II)が追加されました。

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