こんな人 採用で要注意⑮(「でも」星人)

無意識に「でも・・」「しかし・・」「そうなんですが・・」の言葉を
発する人がたまにいます。

私は「でも星人」と呼んでいます。
何でもかんでも、人の意見に対して『自分の考えはちょっと違う』的な
オーラを出している人。

この手の人、良く話を聞くと「何を言っているのかよくわからん」のです。
要するに、自分が偉いということをアピールしたいのか、
自分の存在感を強調したいのか、
良くわかりませんが、「でも星人」は評論家っぽいので、
実務家が欲しい中小企業では採用しない方が良いと思います。

面談等の会話のキャッチボールで、大事なことは、「相手の意見をまず受け止める」
ということではないでしょうか?
相手の意見を受け止めるためには、相手の考えや思いを十分、聴く耳を持たなくては
なりません。それを受け止めると言います。
受け止めた後は、『そんな考えがあるですね。○○の意味で非常に良いと思います。
参考になりました。』と前置きをしたうえで、

私は視点を変えて『××の考えもあると思うのですが・・』と言えばよいのです。
考え方なんて100%誰の意見が正解で、誰の意見が不正解なんてないのですから。

腹立つのは、相手の意見を頭から否定し、『しかし、・・・』『でも、・・・』という
人ですね。この人たちは、一生ビジネスでは成功しない人たちです。

でも星人には気をつけろ!

2015-08-25 南本静志

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